地域本部

イベント学会では、会員の相互交流の活性化等を目的として、地域別本部を設置しています。各地域本部の活動内容等の詳細については、各地域本部の事務担当にお尋ねください。

東日本地域本部

本部長 岡星竜美
イベント学会理事/目白大学 メディア学部 特任教授
副本部長 町田誠
イベント学会理事/横浜市立大学大学院 客員教授、(一財)公園財団 常務理事
事務担当 田中 力
イベント学会会員/月刊イベントマーケティング、株式会社MICE研究所 代表取締役
加藤茂男
イベント学会会員/株式会社ヘッズ東京本社
事務担当者連絡先
(E-mail)
s.kato@heads-net.co.jp

本部長メッセージ

イベント学会設立時(1998)、会報「イベントロジー」の第一号(Vol.1 No.1)に、イベント大学委員会の記載があります。長谷川文雄委員長は、イベント大学ができるとしたらと仮定し、アカデミックなイベント学の構築に向けて思考の場とすると述べています。東日本地域本部ではこの設立時の思いを学会のレガシーと受け止め、2023年1月「2023新年の集い」のセッション「新春初夢企画 構想! 妄想?『イベント大学』」においてイベント大学構想を議論し合いました。そして、2024年4月、オンライン上ではありますが「イベント大学 powered by イベント学会」として開校することができました(https://www.youtube.com/@event-university)。現在、東日本地域本部メンバーをはじめ、福井昌平副会長にもご登場いただき動画配信を行っています。
また、その会報には、研究部会委員会の望月照彦委員長の言葉として、「学会という概念を打ち破らなければならない。アカデミズムによって独占された学会ではなく、開かれた知のダイナミズムを生み出さなければならない」と記されています。私たち東日本地域本部も全くその通りであると考え、リアルな場で異業種・異ジャンルのみなさまとの”開かれた知のダイナミズム”を生むべく、オープンラボというセミナーを開講しています。
イベントは社会の縮図と言われます。今、社会や世界で課題となっているサステナビリティ、タイバーシティ、AIなどとけして無縁ではありません。むしろ、イベントには社会の実験場として大胆な試み・挑戦が求められています。万国博覧会はその最たるものだと思います。オープンラボではそのような最先端なテーマを設け、広く議論し深く研究を進めていきます。各回のセミナーの様子はイベント大学(オンライン)で新コンテンツとしてアップする予定で、東日本地域の会員のみならず、広く全国へ”開かれた知のダイナミズム”を生み出していきたいと考えています。

中部地域本部

本部長 谷 喜久郎
イベント学会顧問/株式会社 新東通信 代表取締役会長 兼 社長
副本部長 古澤 礼太
イベント学会理事/中部大学 国際ESD・SDGsセンター 准教授
事務担当 原田伸介
イベント学会会員/(株)新東通信 クリエイティブ本部 JPM事業グループ長
事務担当者連絡先
(E-mail)
sharata@shinto-tsushin.co.jp

本部長メッセージ

新型コロナウイルスの出現により、密接な人と人のつながりを創出してきたイベント業界は危機的状況にあります。こうしたなか、新たなイベント学の構築が急がれます。中部地域では、2005年に開催された愛・地球博から2016年にはじまったSDGs(持続可能な開発目標)に至るまで、世界や地域をいかに持続可能なものにしていくかという議論が進められてきました。とりわけ、地域の文化や自然資源を活かしたまちづくりがコロナ時代に求められるなか、イベントもサスティナブル路線を模索すべきでしょう。他方で、大都市名古屋が位置する愛知県および東海地域では、2026年のアジア競技大会をはじめとする大規模イベントの誘致活動も活発に行われています。規模の異なるさまざまなイベントにおいて、「SDGs共創」を視野に置きながら、いかに地域の叡智・文化を組み込んでより良いサスティナブルな社会を築くか、中部地域本部の課題です。皆様の積極的な参加をお願いいたします。

西日本地域本部

本部長 宮本倫明
イベント学会理事/株式会社Landa 代表取締役、(一社)日本イベント産業振興協会理事
副本部長 信時正人
イベント学会理事/株式会社エックス都市研究所 理事、東京大学まちづくり大学院非常勤講師
川井徳子
イベント学会会員/ノブレスグループ代表、(公社)ソーシャル・サイエンス・ラボ専務理事
事務担当 井野良子
イベント学会会員/株式会社ウェルフェアソリューションズ
事務担当者連絡先
(E-mail)
ryoko.ino@welfaresolutions.co.jp

本部長メッセージ

2025年に大阪関西万博開催を控えた関西地区では、万博及び万博を契機とした地域経済・文化の振興に関する、建設的な提言や活動を当面のテーマとしていきたいと思います。会員には歴史ファンも多く、世界遺産が集積している関西は、歴史・文化の宝庫という地域特性を有しており、歴史や文化を活かしたコンテンツ開発も望まれているところです。そこで、西日本地域本部としては、「大人の修学旅行」のような、会員親睦、研鑽を目的とし、新規会員獲得も兼ねたフィールドワークツアーなども実施していきたいと考えています。また、DXやアフターコロナの中でのイベントの変化にも着目し、会員間で情報交換を進めたいと思います。